スペシャルインタビュー

2018年に「キングオブコント」で優勝し、現在は芸人として、俳優として、
幅広く活躍するハナコ 岡部大さん。
実は子供の頃から読書好きなのです。

幼稚園から本が好き。
ハナコ 岡部大の読書遍歴

高校は有名進学校の「秋田高校」です。めざしたきっかけは何ですか?

中学の頃は割とお勉強ができるほうだったので、どうせならいいところをめざす方が選択肢が広がるよと先生にも言ってもらえて、頑張ってみようとめざしました。

中学・高校とバスケットボール部でアクティブなイメージがありますが、読書は好きでしたか?

はい。小さい頃は母が絵本の定期購読をしてくれていたので、定期的に届く新しい絵本を読んでもらっていた記憶があります。今でも実家の階段の下は絵本コーナーでズラッと並んでいます。移動バスの図書館が近くに来る時は姉と一緒に連れて行ってもらったり、本を手に取る機会はたくさんあった気がします。

ご家族で本がお好きだったのですね。

そうかもしれないです。父親も、書斎にノンフィクション系の本がたくさんあるような人でしたね。その頃の僕はまだ小さくて、手が伸びませんでしたけど(笑)。

小学生の頃も本は読んでいましたか?

『ズッコケ三人組』シリーズ(那須正幹/ポプラ社)が大好きで、図書室で借りてめちゃくちゃ読んだ記憶がありますね。ほかにも友だちが借り終わった本を「面白かったよ」と言っていたらそのまま借りたり。お姉ちゃんは『かいぞくポケット』(寺村輝夫/あかね書房)が大好きで、僕も読んだりしていましたね。
あとは、ちょうど『ハリー・ポッター』(J.K.ローリング/静山社)と『ダレン・シャン』(ダレン・シャン/小学館)のシリーズが出始めた時期で、読んでいましたね。ファンタジーは大好きで、5、6年生になってからは『指輪物語』(J・R・R・トールキン/評論社文庫)も読みました。それまで読んでいた本と比べると長いし字も細かいし「ちょっと難しいな」と思いながら(笑)

『指輪物語』はロールプレイングゲームに影響を与えたと言われます。元ネタに出会うような楽しさもあるのでは?

はい、そういうゲームも好きだったので、難しくてもなんとか読めた気はします。

青春小説の主人公たちに
共感した中学・高校時代

中学・高校時代はどんな本を読んでいましたか?

『青春デンデケデケデケ』(芦原すなお/河出書房)とか『色即ぜねれいしょん』(みうらじゅん/光文社文庫)とか、青春小説をよく読んでいましたね。金城一紀さんの『GO』(角川文庫)とか『レヴォリューションNO.3』(角川文庫)とか、主人公たちも中学生・高校生の小説を読んで、共感したり「ああ、今しかないんだ!」と思ったり(笑)。
高校時代は部活のバスケばかりやっていたし、周りには田んぼしかないので、本でキラキラした青春を読んで満たしていたところはあります(笑)。 あと『鴨川ホルモー』(角川文庫)で作者の万城目先生の語り口にハマって、エッセイも読んだりしました。『夜は短し歩けよ乙女』(森見登美彦/角川文庫)もちょうど人気で、京都が舞台だから「大学、京都もいいな」とか思いながら読んでいた記憶があります。

大学は京都ではなく、早稲田大学に進学されます。大学時代はどんな本を?

村上春樹さんを読みましたね。高校生の頃に読もうとして「まだわかんねえな」って(笑)。大学生の時にもう一度挑戦して読み切りました。
大学生の頃は映画も好きになって、映画原作も読みましたね。『君の膵臓をたべたい』(住野よる/双葉文庫)とか伊坂幸太郎さんの『アヒルと鴨のコインロッカー』(創元推理文庫)とか『重力ピエロ』(新潮文庫)とか。小説を読んで映像化されたものも見て、また小説も読んでと、何度も楽しんだ覚えがあります。『探偵はバーにいる』(東直己/ハヤカワ文庫JA)も最初は映画にハマって読みましたね。北海道に行った時は、路面電車のある通りを歩いて「ここが舞台か!」ってむちゃくちゃテンション上がりました(笑)。

考える時間が多い分、
何かが残るのが本

最近はスマホで読書される方も増えてきました。電子書籍を読んだりしますか?

スマホでは最近マンガばかり読んじゃってますね。小説の場合は文庫本を買うことが多いです。ページを戻って読み返したくなるから、紙の本から入ることが多いですね。

マンガと本はどこが違うと思いますか?

僕にとってマンガって、視覚の情報が多いせいか何も考えずに読めちゃったりするんですよ。その時はすごく面白く読むんです。ただ、後から自分の中に何か残っていたりすることは本の方が多いですね。本は、想像しながら、考えながら読むことが多いので、やっぱり記憶にすごく残っているというか、今でも「あの時あれを読んだな」と思い返せますね。

覚えているフレーズや、本に勇気づけられた思い出はありますか?

『レヴォリューションNO.3』に“踊り続けろ”みたいなフレーズがあるんですけど、あれになんかすごくくらったというか「うわっ」と思って。それで受験勉強も部活も頑張れたところがあるかもしれません。

本当に本を読まれる方なのですね。

読める時は割と雑食でいろんな本を読んできましたね。逆に最近はちょっと・・・。読む時は本の世界にじっくり浸りたくて、休みの日にごはんを食べた後、夕方までじっくり読みたいタイプだったりするので。
でも、共演させていただいた松重豊さんに、書かれたエッセイ本『空洞のなかみ』(毎日新聞出版)をいただいて、それを最近読みましたね。

エッセイならスキマ時間にピッタリですね。

そうなんですよ。1エピソードずつ読めるので、忙しい人にはエッセイはおすすめかもしれません!
このインタビューをしていただくのが決まって、あ、やべ、最近読めてなかったなって思って。これをきっかけにまた本屋さんに行って、気になる本を買ってみようと思います。読みたいものが無限にたまっている気がします。

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